ナオキ:私が所長をさせて頂いている、加古川刑務所の職員は毎日毎日タンスの製作を行っているのですが、日々そのタンスを求めてこうにゅうしてくれるかたがいますよ。やはり、求人でいい人を集める方法がわからなくなってきているのではないでしょうか。既成品を取り扱っている工場の従業員などを見るとそれが伝わってきます。
マサミ:いや、私はそうは思いません。求人に応募する。その流れが悪いわけではないのです。転職している方の経験等をしっかりと活かしきれていない企業が問題なのではないでしょうか?
ナオキ:確かに・・・私は民間の方と触れ合うのはタンスの美術コンテストだけにしか見たこと無いのでよくわかりませんが、社長さんが社員のことを理解できていない雰囲気がよくつたわってくるのです。
マサミ:大企業となればそうなってくるのは仕方ありませんね…だからこそ、どういった人物を求めているのかをしっかりと示さなければならないのでしょう。そうしなければ現場を把握することができずああやって食品偽装が起きてしまうのでしょうね。
ナオキ:ですね・・・私もそれは同感です・・・現場をしっかり理解し、品質を向上させるためにはまず、どういった人を募集するのか。それを明確にしてしっかりとコンプライアンスを守らせなければならないのでしょう。